21. 知らなかった事実

そろそろ帰ろうという話になって、バス停で時刻表を確認すると、 家に帰る最終バスを逃していました。

「終バス、なくなったみたい、、」

と言って、タクシーはどうやって帰るんだろうと思った時、彼は、

「よかったら僕のとこに泊まっていく?」

と言いました。
もう明日には日本に帰国で、彼と一緒にいられるのは今だけだと思うと、もう少し一緒にいたいと思ってしまい、

「じゃあ、泊まってく、、でもエッチはしたくないんだけど、、」

と言いました。
すると彼は、

「大丈夫、分かったよ。」

と言いました。
彼の家は学校の近くにあり、エスプラネードラグーン/Esplanade Lagoonのプールから歩いてそんなに遠くはありませんでした。

10分ぐらい歩くと、彼の家に着きました。
大きな共有リビングにそれぞれの部屋。
広くて綺麗なところでした。

一緒のルームメイトはみんなヨーロッパ人のようです、4人でシェアしていると教えてくれました。

「シャワー先に使ってね」

そう言ってもらって、シャワーを借りました。
大きくて新しそうで、シックなシャワールーム。

彼の部屋のベッドはダブルサイズのベッドでした。




「何もしないから、隣りで寝てもいい?」

と言われて、 彼と一緒に寝ました。
寝るとき布団の中で、彼と話をしました。

そういえば好きという気持ちを伝えたい一心だったけど、だからどうしたいとか考えていなく、、
ふと最初に、これを聞かなきゃいけなかったんじゃないかと思う質問をしました。

「Do you have a girlfriend?」
(彼女いるの?)

「Yes…」
(うん、、)

「 え!!」

そうなの!?
内心めちゃめちゃびっくりして、ダメじゃんって言おうとした時に、彼は話を続けました。

「でも悲しい話でね、初めて付き合った彼女なんだけどね、彼女はスロベニア出身で、僕と結婚してEUに入りたいだけなんだ。
最近は口を開けば喧嘩で、いつ結婚するの?私は早くヨーロッパの市民権が欲しいって言われて、、ケアンズに来てすごく楽しくて、ここでのみんなと過ごす時間で僕は思ったんだ、帰国したら彼女と別れるべきだって。」

どうやら彼女はいるけどうまくいっていないようで、、
彼は話を続けて、

「この前、君が飲みに誘ってくれた日の帰り、バス停に送ったけど、本当は良かったらここに泊まっていかないか聞きたかったんだ。
でもまだ彼女がいるからと思って聞けなくて、、
でも今日、君は僕に気持ちを伝えてくれて、最後のバスも乗り過ごしたから聞いちゃったけど、、ごめんね、、」

ちょっと申し訳なさそうにする彼。
話し終えると、 一緒に横で眠ってくれました。

翌朝、飛行機の便は午後からでした。
午前10時頃、私は彼の家を離れました。

ホームステイ先で荷物をまとめ、ホストファミリーに車で空港に送ってもらい、日本に帰国しました。




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